【ピアノ】ダイナミクス記号を全て書き込もう

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本記事では、
「ダイナミクスの時間的変化を確実に表現する方法」
を解説しています。
初心者にも読んでいただきたい内容です。

 

ほとんどの楽曲には

クレッシェンドやデクレッシェンドが出てきます。

しかし、

こういったダイナミクスの時間的変化は

ないがしろにされているケースが非常に多い。

「クレッシェンドと書かれている箇所がすでに大きくなってしまっている」
「ダイナミクスの変化が急すぎて、音楽がギクシャクしてしまっている」

など。

こういったことを解決する簡単な方法があります。

「ダイナミクスの時間的変化をすべて楽譜に書き込む」

という方法。

 

例えば、

pp から ff までクレッシェンドするのであれば、

「 pp   p   mp   mpmf   mf   f   ff 

などと、楽譜上に書き込むのです。

mp(少し弱く)」と「mf(少し強く)」

の間が結構広いので、

mpmf というのはその中間とします。

このようにすることで

視覚的にもダイナミクスのコントロールが出来ます。

どのあたりでどれくらいのダイナミクスが必要か一目瞭然です。

 

この方法は

決して非音楽的な方法ではありません。

特に20世紀以降の作曲家は

もっと細かく

さらには言葉まで書き込んで

ダイナミクスの変化をしつこく指示することすら

あるくらいですから。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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