レッスン代を入れる封筒の種類は?
ピン札の方がいいのかな?
レッスン代を渡すタイミングの決まりってある?
こういった疑問、すべて本記事で解決します。
■理想的なピアノレッスン代の渡し方【失礼なく、硬すぎずに】
♬ はじめに
最近はオンラインレッスンも盛んになってきましたので、
銀行振り込みなどでレッスン代を振り込むケースも増えました。
一方、
対面レッスンの場合の
「レッスン代のベストな渡し方が分からない」
という悩みをお持ちの方は意外に多いようです。
そこで本記事では、
◉ ピン札か否か
◉ レッスン代を渡すタイミング
この3項目について解説します。
独学の方も、
スポット(単発)のアドバイスレッスンを受ける機会などはあるでしょうから、
ぜひ目を通しておいてください。
ピアノレッスンにおけるレッスン代の渡し方は
正直、硬くなりすぎなくてOKです。
いわゆるマナー講座などでオススメされるような
「封筒に”寸志”と書きましょう」
などというのは
ホームレッスンには少し極端です。
そこで本記事では、
私の今まで経験や、知人の先生方の意見などを元に、
最低限失礼にあたらない渡し方をお伝えします。
♬ レッスン代を入れる封筒
月謝制の教室の場合、「月謝袋」が用意されていることも多いですが、
問題なのは、それ以外の場合。
例えば、
◉ ワンレッスン制だから月謝袋がない
◉ 普段レッスンをしていないプロのマスタークラスだから月謝袋がない
など。
この場合は、
「郵便番号の記入欄が無いホワイトの封筒」
にレッスン代を入れましょう。
間違っても、
「ナマで渡す」
「ティッシュに包んで渡す」
などといったことはしないようにしましょう。
先生の目の前であわてて封筒に入れるのも厳禁。
自宅での準備が大切です。
これは、
「マナーにうるさい」というよりは
先生に対しての最低限の配慮だと思ってください。
そして封筒に以下の項目を記載します。
◉ 氏名
◉ 日付
この3項目さえ抜けなければ、
失礼にあたることはまずないはずです。
とある先生は、
教えている門下生に対して
「¥25,000」
などと金額も書くように指導しているそうです。
この辺りはいわゆる一般的なお礼の渡し方と相違点もあり
先生によって独自のルールがあります。
したがって、
先生についた時に一度覚えてしまって対応するしかありません。
まずは、最低限の上記3項目だけは外さないようにしましょう。
♬ ピン札がいいか
結論、ピン札でなくても問題ありません。
ピン札のことまで言われたらレッスンは続きません。
もちろん、先生に対しての最低限の配慮としては
大きなシミがついていたりと
明らかに目立つ汚れがあるお札は避けるべきです。
ちなみに、
仮にピン札を使ったとしても
¥30,000円を¥1,000×30枚で支払うのは
やめておきましょう。
ピン札でなくても相手に迷惑はかけませんが、
想定外に大量の細かいお札がくるのは
相手にとって迷惑になる可能性がありますので。
♬ レッスン代を渡すタイミング
時々レッスン代を渡し忘れて帰る生徒がいます。
「後日渡せばいい」
というのはもちろん失礼にあたりますので
これだけは絶対に気をつけましょう。
「”現金で” 後で払いますから」などと言っても
スーパーでお肉を持ち帰ることはできませんよね。
先生からも
「お金ください?」
とは言いにくいものなのです。
感謝をしながら「レッスン後」に渡すのが基本ですが、
渡し忘れないためという意味でも
人によっては
「今日はよろしくお願いいたします。」
と言って最初に渡すケースもあるようです。
この辺りは先生の方針によりますね。
「基本はレッスン後、あとは適宜対応する」
と思っておけば間違いありません。
本記事の内容は以上です。
繰り返しますが、
レッスン代の渡し方については
「失礼なく、しかし硬すぎずに」
というのがベストです。
気持ちよくレッスンを継続するためにも
本記事の内容を参考にしてみてください。
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