【ピアノ】メロディを引き出してあげる休符

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本記事では、
「メロディの入りに置かれている休符」について
その表現方法を解説しています。
すぐに読めるワンポイント解説です。

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

チャイコフスキー「四季 12の性格的描写 6月 舟歌」

譜例(PD作品、Finaleで作成、曲頭)

2小節目のメロディの入りにある、

丸印をつけた「8分休符」がポイント。

このような休符は

「メロディを引き出してあげる休符」

にしたいところです。

 

「空気感を演出する」というイメージです。

作品にもよりますが、

この作品では

やや長めに8分休符をとり、テヌート気味にメロディを開始すると

空気感を演出できます。

 

いずれにしても、

休符の「スン」を感じずにダラリと開始してしまうのは

音楽的ではありません。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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