【ピアノ】細かいことに徹底的にこだわるしかない

スポンサーリンク
本記事では、
ある程度弾けるようになってきた学習者が
さらに伸びていくために必要なポイント
を解説しています。
中級者以上向けの内容です。

 

ピアノに触れて間もない頃は、

「楽譜の読み方」から始まって

勉強すればするほど

出来ることも増えていきます。

しかし、

ある程度弾けるようになってきてからは

はっきりとした上達を感じにくいはずです。

「自分の実力に合った作品であれば、とりあえず楽譜通りに最後まで弾ける」

というハードルは

すでに超えているからです。

習いに行っているかたは

この辺りのレベルから

先生の言うことも抽象的な内容に変わってくるように感じることでしょう。

 

その段階からさらに上へ行くためには、

細かいことに徹底的にこだわるしかありません。

 

例えば、

◉ 運指を変えてみたら、音色が少し良くなった
◉ ペダリングを変えてみたら、音響が少しクリーンになった
◉ ていねいに分析し直してみたら、演奏に活かせるちょっとした発見があった

など。

 

要するに、

「 “もうこれでOK” と思って終わらせていたけれど、ちょっと心に引っかかっていた部分を再考し直す」

ということ。

少しでも良くなるのであれば

とりあえずトライしてみる。

出来ていない部分を出来るようにするということではなく、

それは当然のこととして

出来ている部分をもっとハイクオリティで出来るようにする。

これがポイントです。

言い換えれば、

「誰が聴いても良くなさが分かる部分(=直すと上達を感じやすい部分)」

だけをやっていても

中級までしか伸びないということ。

 

細かいことに徹底的にこだわり

それらの積み重ねで変わってくる部分こそ

現状で足りていない、上級への突破口です。

 

最後にひとつだけ、違う例え方をします。

食パンを焼いて、

「パン切り専用ナイフ」で切ってみてください。

とても美しい切り口になります。

しかし、

普通のナイフでギコギコやると

切り口が美しくない。雑なんです。

こういった、

「どちらでも食べられるけど、もっと美しく且つ美味しくいただける方法」

これを、ピアノ演奏でも探ってください。

繰り返しますが、

細かいことに徹底的にこだわることです。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

Twitter
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
役に立つ練習方法 他
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました