【ピアノ】「subito pp」では「音色」を意識しよう

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subitoでダイナミクスを変える表現では、
「音量変化」意外にも「音色変化」が大事。
特に「弱音へ変化させる場合」について解説します。

 

「クレッシェンドしてからの subito pp 
「 fff からの subito pp 

など、

「subitoでダイナミクスを弱める指示」

はよく出てきます。

これらの意図は

単に音量を下げるのではなく、

「音色を変えて、というメッセージ」

と考えてみると

うまくいくところが多い。

 

例えば、以下のような例です。

 

エルガー「愛のあいさつ」 

譜例(PD作品、Finaleで作成、33-35小節目)

この例では、

「クレッシェンドしてからの subito pp 

に該当します

 

「音量の大きい小さい」

だけで音楽をコントロールしてはいけません。

「音色」も大きなポイント。

ピアノという楽器は

◉ 大きくても柔らかい音
◉ 小さくても硬い音

これらも出せるからです。

 

◉ 打鍵距離
◉ 打鍵角度
◉ 打鍵速度

この3つのコントロールが

音色を多彩にする秘訣だということは

具体例も交えて

これまでに何度も記事にしてきていますよね。

 

あなたの音楽世界の中に

もっともっと強く「音色」という考え方を浸透させましょう。

「音色が多彩になれるかどうか」

これが

中級者から上級者への橋渡しになる

とても大きな要素です。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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