【ピアノ】急激に強弱変化するのがクラシックの特徴

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本記事では、
「ダイナミクス表現の重要性」
「subito表現の重要性」
について、
他ジャンルとの比較を交えながら
解説しています。

 

先日、知人のポピュラー分野のギタリストが

以下のようなことを言っていました。

「クラシックの編曲ものにギターで参加することがあるけど、
ポピュラーではあまりでてこない表現の差を感じる部分は、
急激に強弱が変わるところ。」

 

確かに、

ポピュラー分野の多くの楽曲では

「録音」「生演奏」関係なく、

かなり音圧を上げているために

「音量のいちばん大きいところといちばん小さいところの差は、それほどない傾向にある」

と言ってもいいでしょう。

一方、クラシックでは

ppp 〜 fffという幅がありますし、

楽曲によってはもっと差をつけますよね。

クラシック作品の録音を聴いているときに、

以下のような経験をしたことはありませんか?

 

「 ppp のところがよく聴こえなくて音量を上げたら、

その後に fff のところで大爆音がして驚かされた」

 

特に車の中などの雑音が多い環境で

ダイナミクス変化の激しいクラシック作品を聴くと、

こういった目にあいます。

 

なぜ今回の話題を取り上げたかというと、

特にクラシック音楽では

◉ subito表現
◉ その他、ダイナミクス表現全般

これらがそれだけ重要であるということを

強調したかったからです。

「クラシック分野の特徴のひとつ」

というわけですね。

 

ダイナミクスというのは

我々が思っている以上にハッキリと差をつけないと

聴衆には変化が伝わりません。

今一度、このことを再認識して

次の作品へ向かいましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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