はじめての楽典勉強 【注意点】【初心者は省略可の項目5選】

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♬ 楽典を始めたいけど効率的な学習法はないかな?

♬ 楽典の始め方や手順を知りたい

♬ 楽典勉強の注意点ってあるのかな?

 

こういった疑問や希望に答えます。

 

■「楽典―理論と実習」に入門して読了するまでのロードマップ

 

記事の信頼性

 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

はじめに

 

 楽典を学ぶオススメの本は

黄色い楽典と言われる有名な参考書である、

「楽典―理論と実習  石桁真礼生 著(音楽之友社)」

です。

独学できるように分かりやすくシンプルに書かれているので、

これ一択で間違いありません。

 

いざ勉強しようとしたときに

どういった部分に注意して学べばいいのか解説します。

さらに、

効率よく学習するために

「楽典―理論と実習」の中で

楽典の初心者は読まずに飛ばしてしまってもいい部分も解説します。

(このブログの趣旨的に、
「ピアノ学習者」にとって当面必要にならない知識の部分を省略可としました。)

 

楽典学習の敷居は高くなく、

現時点では知識ゼロでもまったく問題ありません。

本記事がすべての出発点です。

将来に向けてここから始めましょう!

 

■現時点で知識ゼロでも問題ない理由

 

現時点で楽典の知識ゼロでもまったく問題ありません。

なぜなら、

「楽典―理論と実習」は

段階を踏んで学べるようになっているので

音楽理論などの予備知識は不要だからです。

また、

ピアノ演奏に必要な基本的内容は

全て入っているので

他の楽典書籍に浮気する必要は一切ありません。

もちろん、昔の私もゼロスタートでしたし

楽典に関しては教室に通わず、

全て独学で勉強しました。 

楽典勉強に向き不向きや年齢制限は一切ありません。

 

■はじめての楽典勉強で絶対すべきこと3選

 

♬ 気づいたこと、思ったことは全部テキストに書き込んでいくこと
♬ 8割理解できればいいや、くらいの気持ちで進めていくこと
♬ 譜例はできる限り楽器で音を確認すること

必要だと思った内容は全部テキストに書き込んでいくこと

 

楽典勉強で絶対すべきことの一つ目は、

勉強中に気づいたことや必要だと思った内容は

消せるペンでテキストに書き込んでいくことです。

例えば「音名」の項目で

「Ces」

と書かれていますが、

読み方を調べ終わったら

「ツェス」

などと小さく書き込んでおくのです。

どんどん書き込んでテキストをあなたのノート代わりにして下さい。

どうしてこんな初歩的な話をするのかというと、

楽典の内容というのは

音楽を続けている限り

どんなに学習が進んでからも参照する機会は出てきますが、

そんな時に、

いつでもこの書籍から情報をとってくることで

情報の出典元を統一した整合性を保った学習ができるからです。

いつでも参照できる教材として

必要なことが書き込まれた使いやすいテキストにしておいてほしい。

「楽典―理論と実習」って、一生ものなんです。

 

8割理解できればいいや、くらいの気持ちで進めていくこと

 

特にテキスト1周目は

「完全に理解しないと先に進めない」

というストイックさは捨ててしまいましょう。

楽典の学習では

前後の学習内容が結びついている箇所はありますが、

おおむね8割程度理解しながら進めば

残り2割の不理解が次の項目に支障を与えることはありません。

むしろ、

完璧な理解を求めすぎるとモチベーションが下がってしまう可能性があります。

楽典の勉強って、奥深い勉強ではありますが、

それでも楽器の練習より楽しくないのは当たり前ですよね?

ちょっとでも挫折に結びつく可能性のある学習方法は避けましょう。

理解できていないところは

いずれ2周目をやるときに解決すればいいのです。

 

譜例はできる限り楽器で音を確認すること

 

「楽典―理論と実習」の中には多くの簡単な譜例が出てきます。

そういった時に、

できる限り実際に音を出して響きを確認するようにしましょう。

これをやらないと

単に机上で理解した勉強になってしまいます。

特に「第6章 和音」のあたりは

何度も響きを確認してみるべきです。

 

「楽典だけではなく、ピアノも初心者で…」

という方もいらっしゃるかもしれませんが、

ゆっくりと探りながら

全音符の和音を押さえることはできるはずです。

「楽譜が読めなくて…」

という悩みも不要です。

それは楽典の一番最初から学ぶ項目ですから

「第6章 和音」にたどり着く頃には

簡単な譜面は読めるようになっています。

 

■楽典の初心者は飛ばしてもいい項目 5選

 

繰り返しますが、

 「楽典―理論と実習」は

段階を踏んで学べるようになっています。

むしろ、

ピアノ演奏に活かすということだけで考えるのであれば

飛ばしても問題ないところさえあります。

そこで、

「楽典の初心者は飛ばしてもいい項目 5選」

をご紹介します。

省略した項目は、それ以外が理解できたら少しづつ補足すれば充分です。

ピアノ演奏には直結しない部分ですので。

 

序章-Ⅱ-1  「純正律」

 

ピアノは「平均律」で調律されていますので、「純正律」の知識は一旦不要です。

純正律は奥深い世界なので、余裕ができてきたら後日学んでください。

 

第1章-Ⅲ-2-b  「総譜」

 

ピアノで3段以上の楽譜を使うことはあまりありません。

アンサンブル作品や、ソロでも近現代作品などで目にする程度です。

ただ、この項目は見開き2ページだけなので

眺めておくだけしておいても良いかもしれません。

 

第5章-Ⅰ-5  「移調」

 

ピアノは移調楽器ではありませんし、

移調自体はかなり機械的な作業なので

一旦飛ばしていいでしょう。

注意:第5章-Ⅰ-5 「転調」は勉強してください。

 

第5章-Ⅰ-6  「調の判定」

 

これは、はっきりいって音大受験対策のための項目です。

旋律を見て調性が分かるというのは

ソルフェージュの力として重要ではあります。

しかし、

この項目で書かれている「調を判定するための規則」は音楽的ではないのです。

一旦飛ばしましょう。

 

第5章-Ⅱ  「その他の音階」

 

面白い項目ではあるのですが、

他にも理解すべきことがたくさんある楽典初心者にとっては

負荷がかかると思います。

取り組むのは2周目以降でOK。

 


 

内容はここまでです。

「楽典―理論と実習」に入門して読了するまでのロードマップを一通り示しました。

何事もはじめるときには勇気がいるものですが、

楽典を勉強するということは音楽を深く理解していくための第一歩です。

行動しないと損!ぜひ飛び込んでみて下さい。

 


 

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