【ピアノ】結局、継続のためには「楽しいからやる」へもっていくに限る

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独学の学習者でも、
「いつの間にかピアノを我慢してやっていた」
というケースはあるようです。
継続するためにはどうすればいいのでしょうか。

 

練習の継続のために工夫できることは

いくつもありますが、

結局、いちばん効果があるのは

「楽しいからやる」へもっていくこと。

 

自分でやりたくてやっている場合は

何の問題もありません。

しかし、

嫌々やっている場合って

何がおこなわれているのかというと、

毎日毎日、やりたくないという気持ちと

やらねばという気持ちをもたらす何かしらの理由との間に

折り合いをつけてムリしているんですよ。

 

何かしらの理由というのは例えば、

◉ 誰々に怒られる
◉ 伴奏を押し付けられた

などといった内容。

 

そのままやり続けると

早かれ遅かれ、ぜったいに限界がきてしまいます。

人間、意思で頑張ろうとしても

よほど強い動機がないとムリ。

 

では、どうすればいいかというと

「楽しいからやる」

へもっていくしかないわけです。

もとからピアノというものが

自分の感覚にピッタリな人以外は、

楽しいと感じるためには

何かしらのきっかけが必要ですよね。

 

きっかけはさまざまなものが考えられますが、

筆者の知人でうまくいった例を

ひとつだけ紹介しましょう。

 

やり方はとてもシンプル。

「タイプの先生のところへ習いにいく」

という方法。

本Webメディアは

主に独学の学習者を対象にしていますが、

とうぜん、独学の方が

スポット(単発)レッスンを求めてもいいわけです。

 

タイプの先生のところへ習いにいったら、

いいところを見せたいとか

先生に会うこと自体が楽しみとか

さまざまな理由でピアノへ向かいはじめ

結局、ピアノを弾くこと自体が楽しくなった、

という知人がいます。

 

自分は機械に弱いと思い込んでいた年配の方が

とても若い先生が教えてくれるパソコン教室へ通ったら

あっという間に使いこなせるようになった、

という話はよく耳にしますよね。

それも、似たようなこと。

きっかけは何でもいいんです。

 

「タイプの先生のところへ習いにいく」

というのは、あくまでもひとつのやり方。

「楽しいからやる」

へもっていく方法は

◉ 友人と一緒に腰を上げる
◉ 取り組む作品を好きな楽曲へ変える

など他にもあります。

自分なりに試行錯誤してみてください。

 

それでも、楽しく感じられないようであれば

ムリしてまでピアノを弾かなくてもいいんです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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