【ピアノ】本番直前に新しい練習方法を始めない

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「本番直前に新しい練習方法を始めない」
以前にも少し触れたことのある話題ですが、
補足もしながら再度解説します。

 

本番直前になって

あせる気持ちは分かりますが、

原則、直前に新しい練習方法を始めるのは控えるようにしてください。

 

やることを増やしすぎるのが良くないだけでなく、

慣れないことをやると

感覚が乱されて

今まで出来ていた部分が急に弾けなくなる可能性が高い。

やることを分散させているし、感覚も混乱させているし、

言ってみれば、

やっちゃいけないことをぜんぶやっているんですよ。

 

以前に、

本番当日の控え室でやってはいけないことは、

「机鍵盤で演奏すること」と書きました。

「机」と「鍵盤」では感触がまったく異なるので、

本番前に違う感触を体感することはむしろマイナスになるから。

それと同時に、

「本番直前になって新しい練習方法を始めること自体に問題があるから」

でもあります。

普段から机鍵盤をやっているわけではありませんよね。

 

本番直前では、

新しいアプローチの練習方法は取り入れずに

「今までずっと取り組んできた弾きこみのやり方」

を継続するようにしましょう。

今まで通りのアプローチだと心配になるかもしれません。

しかしここで焦っても

正直、わずかの時間でいきなりうまくなることはありません。

それでしたら、

今までのやり方で安定させておくほうがいい結果になるんです。

 

こういった「弾きこみ面」に関してはもちろん、

「本番直前に、今まで聴いていなかったピアニストの音源を聴いてしまうこと」

も避けるべき。

 

何か新しいことを取り入れたいのであれば、

せめて少し前から始めるようにしてください。

目安としては2週間くらいは欲しいところですね。

本番が立て続けにある場合は、

取り入れたい新しいことを

まだ本番が先にある別の楽曲で

初めて取り入れるといいでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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