【ピアノ】毎日、自分に蜜を与えれば挫折しない

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♬ 練習する気になれない

♬ これが、最後の再挑戦にしたい

 

こういった方へ向けた記事です。

 

 

「ピアノは好きだけれど、なかなか向かう気になれない」
「再挑戦するたびに三日坊主。これを何回も繰り返している」

心当たりのある方もいらっしゃるはずです。

対策はこれまでにも記事にしてきましたが、

新たに今回試していただきたいのは

「すぐにちょっとした蜜や成果を感じられる仕組みをつくる」

という方法。

 

私たちは、

ダイエットを試みたり

英語学習のために参考書を買ったり

和声を勉強したりと

あらゆることに挑戦します。

しかし、なかなか長続きしません。

 

理由はシンプルで、

「すぐに成果が出ない分野だから」

と言えるでしょう。

 

その日のうちにすぐに

何かしらのご褒美を得て蜜を吸えなければ

何日も何日も継続することは困難。

人間はそんなに真面目に出来ていないのです。

 

ピアノ練習でも

自分自身に蜜を与えたり

成果を感じさせる仕組みをつくってみるのは効果的。

 

例えば、

♬「弾き込み」だけでなく、必ず「譜読み」の時間も入れる
♬ その日におこなった練習内容を簡潔に書き出し、見える化する
♬ タイマーを使って、練習時間を見える化する
♬ 練習時間45分につき、キャンディをひとつなめられるルールをつくる

など。

他にもあらゆる工夫ができます。

 

♬「弾き込み」だけでなく、必ず「譜読み」の時間も入れる

 

「弾き込み」では

すでにおおむね弾けるようになっている楽曲を扱うわけですので

その日の成果が感じにくいですよね。

しかし、

「譜読み」では

読んだ分だけ進みます。

その日にかけた時間でどれだけ進んだのかを把握しやすい。

成果がすぐに分かる。

 

こういったように、

「弾き込み」に加えて「譜読み」の時間を少しでも入れると

その日のうちに蜜を吸えるため

モチベーションが続きやすいのです。

 

♬ 練習内容を簡潔に書き出し、見える化する

 

練習が終わった後に

その日におこなった内容を書き出してみるのも手。

 

練習によってどれくらい進歩したかはわからなくても、

メニューを「見える化」すれば

その日のうちにやったことが積み重なっていくという実感は得られます。

毎日蜜を吸えるのです。

 

練習メニューが毎日同じような内容になってしまっても

問題ありません。

たまっていくことにも意味があるのですから。

それが目に見えると達成感を得られます。

 

もし恥ずかしくなければ、

毎日ためていった用紙を

時々、

「習っている方は、ピアノの先生」

「独学の方であれば、自分よりも力のある知り合い」

に見てもらって

アドバイスを受けるのもいいでしょう。

 

このやり方は比較的メジャーなものでもあります。

必読!書籍「限界を超えるピアノ演奏法(川上昌裕 著)」レビュー

という記事でもご紹介している

ピアニストの川上昌裕氏は

彼の著書の中で、

「音大生時代、練習内容に対してレッスンの先生より印をつけてもらっていた」

などといったことを語っています。

 

♬ タイマーを使って、練習時間を見える化する

 

これについては、

【ピアノ】カンタン!練習に集中できる方法 10選

という記事で紹介していますので、

あわせてご覧ください。

 

♬ 練習時間45分につき、キャンディをひとつなめられるルールをつくる

 

本当の意味で蜜を口に入れる方法。

 

いわゆる通常の食事は「一日一食」しか食べません。

理由は、

「食べるとすぐに眠くなり、作曲できないから」

という単純なもの。

だからといって、

作曲が終わってから食べようとすると

朝になりすぐに寝てしまうので、

結局食事を抜いたことと同じになる。

だから、作曲しながらクッキーを食べたりしています。

 

ちなみに、

いうまでもありませんが

クッキーを片手にピアノを弾いてはいけません。

そこで、

「練習時間45分につき、キャンディをひとつなめられるルールをつくる」

というやり方をオススメしています。

 

こういったルールを作るときには、

「生活のそれ以外のときは口に入れない」

という前提が必要です。

 

練習したらご褒美があるのです。

歩いたらわずかなお小遣いが稼げる「トリマ」を使って

ウォーキングのモチベーションを上げている方もいるように、

ピアノでも、

「45分弾いたらキャンディ」

というのはいかがでしょうか。

ふざけていませんよ。

筆者も時々やりますから。

 

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ここまでご紹介した「自分に蜜を与える方法」を

ぜひ参考にしていただきたいと思います。

同時に、

近い本番を入れることで

「今やっていることは、いつ使うかわからないという状態」

を卒業し、

「今やっていることが、近日公になる」

という目の前に見える目標もつくってしまうこと。

そうすれば

挑戦継続の効果はさらに上がります。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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