曲想を考えるときは
「そこをどうしたい」という考え方でもいいのですが、
「前から流れてきた結果、そこをどうしたい」
という風に「エネルギーの流れ」から考えられるようになったら、
より大きな進歩です。
具体的に解説します。
という記事で、
(ルバートで弾く楽曲では)
曲頭のアウフタクトをたっぷり弾いた場合、
その直後のアゴーギクも引き伸ばされていないと不自然になる
曲頭のアウフタクトをたっぷり弾いた場合、
その直後のアゴーギクも引き伸ばされていないと不自然になる
と解説しました。
つまり、
単に「アウフタクトの音だけを長く弾く」と考えてしまうのでは
音楽が停滞してしまうのです。
「前から流れてきた結果、そこをどうしたい」
と考える。
ショパン「ノクターン 第2番 op.9-2」の例で言葉を置き換えると、
前から流れてきた結果(アウフタクトをたっぷり弾いたので)、
そこをどうしたい(1小節目はいきなりインテンポに戻らない方が音楽的)
そこをどうしたい(1小節目はいきなりインテンポに戻らない方が音楽的)
と考える。
今回は曲頭のアウフタクトを例に出しましたが、
こういった考え方は
曲の中のあらゆる面で応用できます。
音楽は相対的なものです。
一箇所だけに気をとられすぎずに
「森を見て木も見る」
という視点を持って練習していきましょう。
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