具体例として、
ショパン「ノクターン第2番」
一番初めの1音を思い出してみてください。
このアウフタクト(弱起)の8分音符は
と演奏解釈されることが多いようです。
実際、
楽譜通りに8分音符ピッタリの長さで演奏してしまうと
かなり素っ気ない印象になってしまいます。
一方、
「やや長めにとどまる」
というのは注意が必要な考え方です。
「その音だけを長く弾く」という意味ではないのです。
なぜ長めにとどまることになるのかというと
このような理由からなのです。
したがって、
アウフタクトにやや長めにとどまったにも関わらず
1小節目に入った時に
すぐにテンポ通りになってしまうと
音楽的にはかなり不自然です。
1小節目に入ったところはやや丁寧に演奏し、そのあと戻す。
そして、
これら一連の流れを
ギクシャクしたりわざとらしくならないように調整する。
言葉で言うと
ごちゃごちゃしていますが、
やっていることは非常にシンプルです。
自然の流れに沿った演奏を心がけましょう。
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