記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
具体例として、
ショパン「ノクターン第2番」
一番初めの1音を思い出してみてください。
このアウフタクト(弱起)の8分音符は
と演奏解釈されることが多いようです。
実際、
楽譜通りに8分音符ピッタリの長さで演奏してしまうと
かなり素っ気ない印象になってしまいます。
一方、
「やや長めにとどまる」
というのは注意が必要な考え方です。
「その音だけを長く弾く」という意味ではないのです。
なぜ長めにとどまることになるのかというと
このような理由からなのです。
したがって、
アウフタクトにやや長めにとどまったにも関わらず
1小節目に入った時に
すぐにテンポ通りになってしまうと
音楽的にはかなり不自然です。
1小節目に入ったところはやや丁寧に演奏し、そのあと戻す。
そして、
これら一連の流れを
ギクシャクしたりわざとらしくならないように調整する。
言葉で言うと
ごちゃごちゃしていますが、
やっていることは非常にシンプルです。
自然の流れに沿った演奏を心がけましょう。
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