♬ 試している練習方法が合っていない気がする…
♬ 今取り組んでいる曲が一向に上達していかない…
♬ 先生を変更しようか迷っている…
こういった悩みを解決します。
今までに公開した適切な記事をリンクする形式で
紹介していきます。
■見切りをつける覚悟も必要
♬ 練習方法は短すぎず長すぎずの期間で見切りをつける
「試している練習方法が合っていない気がする…」
このように感じることもあるでしょう。
新たな練習方法を試している場合は、
ある一定以上の期間トライしてみる必要があります。
短すぎると
効果があるのかどうか自体がわからないからです。
しかし、
長い期間やりすぎていても単に時間を使ってしまうだけ。
要は、
「練習方法は短すぎず長すぎずの期間で見切りをつけるべき」
ということなのです。
目安としては、
毎日数時間以上たっぷり練習する方は
「3日程度でほんの少しでも手応えを感じなかったら、別の方法を試してみる」
このようにするといいでしょう。
「3日」と聞いて
意外に短いと感じた方もいらっしゃるはずです。
しかし、
「3日坊主」と「3日で見切りをつけること」は異なります。
「ピアノのお稽古」などといった
「物事そのものをやめてしまう3日坊主」は短いのですが、
「練習方法自体に3日でいったん見切りをつける」
というのは
適切な長さと言えるでしょう。
逆に言うと、
ほんの少しでも手応えを感じているのであれば
その後に大きく力が伸びる練習方法である可能性が高いので
3日以上継続してみるべきなのです。
ちなみに私自身は、
という記事の中でご紹介している、
「拍頭止め」
この練習方法にたいへん大きな効果を感じました。
♬ 楽曲を寝かせるのも見切りをつける手段
【ピアノ】失敗しない、楽曲の「寝かせ方」「寝かせる期間」「起こし方」
という記事の中で、
楽曲を寝かせることについてのいろはを解説しました。
その楽曲を捨ててしまう必要はないのです。
楽曲を寝かせるのも
先ほどとは別の観点での「見切りをつける手段」なのです。
「現段階では、ここまででいいや」
と割り切ってみることとして
とりあえず一定期間だけ距離をおいてみてはいかがでしょうか。
「寝かせ方」「寝かせる期間」「起こし方」
については、
上記の記事をご覧ください。
♬ 先生を変更しようか迷っている方へ
これについても
参考記事を書いています。
【ピアノ】先生を変えようか悩んでいる場合のチェックポイント 3選
「見切りをつける」というのは
なんだか乱暴な言い方のように感じるかもしれません。
しかし、
「◯◯を投げればピアノ講師にあたる」
とまで言われているこの時代、
必ずしもすべての講師があなたにピッタリ合うとは限らないのです。
詳しくは上記の記事を参考にしていただきたいと思いますが、
状況によっては
先生の変更も必要になるでしょう。
【ピアノ】先生との関係が辛いなら、独学にしよう
♬ ピアノ演奏だけには見切りをつけないで
ピアノがほんとうに好きなのであれば、
たとえ今がどんな状況であっても
決してピアノというものを諦めないでください。
すぐにうまく弾けなくてもいいんです。
3歩進んで2歩下がってしまってもいいんです。
「ピアノを続けていてほんとうに良かった」
と思ったことは
筆者自身何度もあります。
専門に進んだからではなく、
日常生活のちょっとした瞬間など
音楽を純粋に楽しんでいるときにこそ感じるのです。
先日、98歳の女性の演奏を耳にしました。
途中で止まりながらも楽しそうに演奏しているその姿に
「このように、ずっと弾き続けていきたい」
と強く感じたのです。
ほんとうに幸せな時間でした。
あらゆることに見切りをつけても
ピアノ演奏そのものだけには見切りをつけないで
永くピアノに寄り添っていきたいですね。
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