【ピアノ】超絶技巧は「絶叫マシン的な感動」

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本記事では、
小休憩(coffee break)として
「また聴きたくなる演奏とそうでない演奏」
についての
読み物的な内容をご覧に入れます。

 

先日、

【ピアノ】「量か質か」「表現かテクニックか」というのは逃げ

という記事で、

「表現かテクニックか」

ではなく

「表現とテクニック」

のように考えることの重要性を書きました。

今回は関連内容です。

 

「超絶技巧の、ものすごい速さで圧倒する演奏を繰り広げるピアニスト」

っていますよね。

そういったピアニストのコンサートはしばしば開催されています。

また、

「超絶技巧ではないけれども、速弾きなどをする宴会芸的なコンサート」

もあります。

これらのような演奏会を聴くと

純粋にすごいと思いますし

客席も大喝采大盛り上がりになります。

演奏の速さ自体にも驚かされるわけですが、

「魅せるためのパフォーマンス的要素が抜きんでている」

という点も特徴的。

 

しかし、

帰宅した後に思い出してみると

「もう一度聴きにいきたいな」

とは思わない方も多いのではないでしょうか。

 

このような演奏を

著名な現代音楽の作曲家が

「絶叫マシン的な感動」

と称しました。

つまり、

「感動が、ドワァ〜っとくるけれど、すぐにスーっと去っていってしまう」

ということです。

 

一方、

あえて二項対立的な見方をするならば、

「味のある、人生が見えるような演奏」

というのは

また聴きたくなりますよね。

例えば、

フジ子・ヘミングさんの演奏は

いわゆる説明的な演奏ではないので

クラシックの専門家は好まない方が多いようです。

しかし、

聴いていて気持ちがいいので

一般的にはとても人気がありますよね。

 

ここまでに取り上げた、

◉ 絶叫マシン的な感動を与える超絶技巧演奏
◉ 味のある、人生が見えるような演奏

これらが同居した演奏をするピアニストは

例えば、ユジャ・ワン。

彼女は技巧的な演奏が話題になりがちなピアニストですが、

その中に素晴らしい音楽もあるのです。

パフォーマンス性が前に出ていて

なおかつ、また聴きたくなる演奏とは

彼女が繰り広げるような演奏だと思っています。

 

音楽には両方の楽しみ方がありますね。

「ピアノ弾き」であると同時に「一聴衆」として

そういった二項対立的な視点を忘れて音楽に触れられたら、

きっともっと素晴らしい体験ができるのでしょう。

 


 

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