テンポが走ってしまいやすいところは
いろいろとありますが、
その中でも代表的なもののひとつが
「片手がいなくなるところ」です。
具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ベートーヴェン「ソナチネ Anh5(2) ヘ長調 第2楽章」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、27-28小節)
ここでは左手がいなくなり
右手のパッセージのみになるので
テンポキープを充分に意識して
走ることのないように気をつけましょう。
伴奏の刻む要素、つまり「テンポキープの要」が不在になっているため
このようなことになったりするのです。
それに、
「半音階のパッセージ」って
傾向として
速くなったり転んだりしやすい。
という記事でも触れましたが、
半音階を見ると急にテクニカルに感じてしまう学習者は多いようです。
ちょっとしたところにも注意点は潜んでいます。
せっかく音が弾けているのに
音楽面で台無しにしないよう、
気をつけて演奏しましょう。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
Twitter
https://twitter.com/notekind_piano
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。
「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!
コメント