記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
よく気になるのは、
半音階を見た瞬間に機械的な弾き方になってしまう演奏が
散見されること。
半音階は練習曲によく出てくるので
それが原因なのでしょうか。
しかし、
「メロディに出てくる半音階」には
特に注意が必要です。
次のような例が挙げられます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、13-16小節)
メロディに「下行型の半音階」が使われている例。
同曲で、
メロディに「上行型の半音階」が使われている例も
見てみましょう。
譜例(46-48小節)
これらのメロディに出てくる半音階は
決して機械的に演奏されるべきものではなく、
美しいウタを含んだカンタービレによる半音階です。
「ゴリゴリゴリゴリ」と弾くのではなく、
ダイナミクスの松葉を参考に
音楽の方向性を見定めて消え入るように。
半音階というのは
決してメカニックの指向性が強い表現ばかりではありません。
繰り返しますが、
見た瞬間に機械的な弾き方になってしまわないよう
特にメロディに含まれる半音階は気をつけて表現しましょう。
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