【ピアノ】高速のテンポまで確実に上げる方法

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高速のテンポまで確実に上げる方法があります。
ポイントは「暗譜」と「練習の回し方」。
詳しくは、本記事をご覧ください。

 

楽曲によっては

最終的な仕上げのテンポを

相当速い速度にしたい場合があります。

 

その場合、どのようにテンポを上げていくべきなのでしょうか。

いちばん定番なのは

ごくゆっくり弾けるようにしたあと

だんだんとテンポを上げていくものですが、

これって、うまくいかないことも多いんです。

 

中庸程度のテンポまで上げればOKの楽曲では

このやり方でいいのですが、

相当の速度まで上げるのは難しい。

ある程度のテンポまでいくと

なかなか上がらなくなってくるのを

経験したこともあるのではないでしょうか。

 

高速のテンポまで確実に上げるために

効果的なやり方としては、

「あらかじめ暗譜してしまったうえで、行きつ戻りつ上げる」

という方法。

 

まず、テンポを上げたい部分を暗譜してしまい

楽譜を見なくても弾けるようにしておきます。

これは、相当のテンポを目指すためには

ぜったいに欠かせない準備段階。

超高速テンポでは楽譜を見ている暇なんてありませんし、

見ないと弾けない段階では

テンポは上がりません。

 

ここまで出来たら、

① 速く弾く
② うまく弾けなかったところをゆっくり弾いて確認する

この2ステップをガンガン回していきます。

 

目指したいテンポが10で

現在正確に弾けるのが3だとしたら

「速く弾く」というのは

6あたりを狙いましょう。

さすがに、いきなり10はムリなので。

そして、

大きく3段階くらいに分けて

10へもっていきます。

 

上記、ゆっくりから

ゆっくり練習のみでだんだん上げていくやり方とは

異なることがわかりますよね。

 

ただし、

① 速く弾く
② うまく弾けなかったところをゆっくり弾いて確認する

のやり方も、

はじめのうちは

うまく弾けずに

たくさん嘘を弾いてしまうはず。

必ず、②のゆっくり拾い直す過程を入れてください。

 

速度によって

使う筋肉や頭のハタラキが異なるので

速く弾かないと速く弾けるようにはなりません。

だからこそ、

ゆっくり弾いているだけでは限界がありました。

とうぜん時間はかかりますが、

この練習の回し方の場合は

もっと上の段階まで到達することができます。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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