【ピアノ】練習しても指が速く動くようにならない方へ

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本記事では、
「練習しているにも関わらず指が速く動くようにならない」
と悩んでいる方へ
解決策を提案しています。

 

これまでにも

指が速く動くようになるための様々な考え方を提案してきました。

「速いパッセージでは指を上げすぎないようにする」
「1拍などの短い単位ずつ区切って速く弾く練習をする」

等、他にもいくつかお伝えしてきました。

 

ここで一つ考えて欲しいのですが、

指が速く動くようになるためには何が必要だと思いますか。

トレーニングをすることで

指の筋力をつけることは必要です。

しかし、指を動かすために必要なのは

それだけではありません。

筋力だけで指を速く動かしているなら、

コンクールで上位に入ってくるような

ものすごく指が細く、

しかしものすごく指が動く小学生のことは

どう説明すればいいのでしょうか。

 

指を動かすためには様々なアプローチができますが、

「頭の指令」役割としては大きいと思っています。

酔っ払っている時にピアノを弾くと

全然指が動かなくて驚きますよね。

酔っ払っても手は冷えません。

指の筋力が落ちるわけでもありません。

つまり、

頭からの指令が働きにくくなった結果です。

 

私は、

普段の練習の中に

「頭を混乱させるトレーニング」

を取り混ぜることを

オススメしています。

 

例えば、

「コルトーのピアノメトード」より、

「4本の指の練習-1本の指を持続(指の均一と独立)No.2a-2e」

この5曲は、もちろん「指の独立」の練習ではありますが、

それとともに、

「頭を混乱させる内容である」

という点が大きな特徴です。

「似ているけど少し異なるパッセージ」

「高速」で繰り返すことで頭が混乱します。

さらに「1本の指を打鍵したまま」なのでなおさらです。

これは、ハノンなどにはない特徴です。

この練習課題で、

「それぞれの手で異なる箇所にアクセントを入れておこなう練習」
「右手と左手を16音符分ずらしてスタートさせる」

などといった方法を取り混ぜると効果的。

よりたくさん頭を混乱させる方法です。

 

大切なのは、

こういった練習課題を

「混乱を感じなくなるまで」
「ものすごい速さで弾けるようになるまで」

これらを目安に繰り返すことです。

そうすることで初めて1mm成長します。

 

これまでこういった練習を取り入れていましたか?

また、取り入れていた方は、

しつこいくらい徹底的にやり込みましたか?

 

指を速く動かすために必要なのは、

「指の筋力」だけでなくて、

「頭がその状況に慣れていること」

これが必要なのです。

 

左手が右手のように動くようになりたい方は、

以下の電子書籍も参考にしてください。

◉大人のための欲張りピアノ③ 左手が右手のように動くようになる練習法!

 


 

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