【ピアノ】アーティキュレーションで見落としがちなこと

スポンサーリンク
本記事では、
アーティキュレーションに関する音楽表現のうち
見落としがちな部分を指摘しています。

 

アーティキュレーションというと

様々な定義がありますが、

「スラーやスタッカートなどをどこに付けてどんな表情のフレージングにするか」

というニュアンスが強いですね。

一方、

それと関連する重要ポイントがもうひとつあります。

「音の長短」です。

 

アーティキュレーションには

「音の長短をどうするか」

ということもすべて含まれています。

もちろん、

スタッカートにすると音は短くなりますが

ここで言いたいのは

「どれくらい短くするか」という観点。

 

スタッカートにも様々な長さがあります。

また、

バッハの作品などで

8分音符をノンレガートで演奏することがありますが、

「どれくらいの長さにするのか」

こういったことを決定するのも

アーティキュレーションのうちなのです。

それらによって

音楽の性格がまったく変わってくるので。

 

切り方がいつも一緒になってしまうと

音楽表現としては

幅が無くなってしまう。

その箇所の音楽表現に合うように

ていねいに音の長短を決定していきましょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました