【ピアノ】部分練習をするときには、強拍まで弾く

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部分練習をするときに
外してはいけない注意点を
解説します。

 

部分練習をするときには

原則、強拍で弾き終えるようにしましょう。

ほとんどの音楽は

強拍まで弾くことで

音楽がひとまとまりになります。

 

J.S.バッハ「インヴェンション第1番 BWV772」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

例えば、

1小節目の1-2拍を部分練習したいのであれば

3拍目の頭の音まで弾く。

1小節目全体を部分練習したいのであれば

2小節目の頭の音まで弾くようにしてください。

律儀に練習したい部分の最後の音で止めてしまうと

音楽の構造や流れを無視した練習になってしまいます。

 

この楽曲に限らず、

たいてい、強拍まで弾いたほうがベター。

 

こういったやり方は、

「ピアノピース2週間マスター シリーズ(全音楽譜出版社)」

でも指示されていた方法です。

「強拍で」と書きましたが、

この参考書では

「次の小節の頭まで」

という指示をしています。

小節単位で区切って練習する課題が課せられているので

とうぜんですね。

 

音楽は常に流れていますし、

小節のつなぎ目というのは

作曲の上でも音楽の連結として重要なところですので、

この練習方法は推奨されます。

こうすることで、

それぞれの練習箇所が音楽的につながるようになる。

 

「究極の部分練習」とも言える、

もっと細かく拍単位に区切って

各拍の頭で止めていく

「拍頭止め」

という練習方法も。

◉ 弾けていないパッセージの洗い出しができる
◉ 拍の整理ができる
◉ 暗譜対策になる

など、有益な練習方法となっています。

 

区切る!速いパッセージの具体的な練習方法 〜拍頭止め〜

という記事で解説しているので

あわせて参考にしてください。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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