【ピアノ】効果的な楽曲分析のコツは「外側回り」

スポンサーリンク
以前に
【ピアノ】楽曲分析はざっくりからでOK
という記事を書きましたが、
本記事では
同じ内容を別の視点から解説しています。

 

効果的な楽曲分析のコツは

スーパーマーケットで健康的な買い物をするコツと同様。

原則、外側回りしてください。

 

たいていのスーパーでは

外側回りすると

野菜、果物、魚などをはじめ

冷蔵保存の必須な新鮮なものが多く手に入ります。

一方、内側へ入ると

粉類、缶詰、菓子などの

冷蔵保存の不要なものが多く並んでいます。

 

健康的な買い物をするためには、

ざっくばらんに言って

弁当類を避けながら外側回りすればいいわけです。

その後に、必要であれば中へ入る。

 

楽曲分析でも

外側回りを優先するのが効果をあげるコツ。

つまり、

ざっくりしたガイドラインから見ていく。

詳細はいったん、ぶん投げておいてください。

どうしてかというと、

ガイドラインをよく理解できていると

結局、詳細を見ていったときに取れる情報が増えるからです。

 

まずは、

◉ 構成の切れ目に線入れをする
◉ クライマックスの位置を把握する
◉ 繰り返しで、変わらない部分と変化した部分とを整理する
◉ 音源を聴きながら気づいたことをメモする

こういった基本的な部分の探りから始めて

それがある程度固まってきてから

1小節ずつ詳細を見ていくようにしましょう。

 

楽曲のガイドラインを把握するときに

楽式の知識があると

分析が圧倒的にスムーズにいきます。

楽式の学習については

ピアノ演奏に活かせる!参考書「楽式論(音楽之友社)」レビュー

という記事を参考にしてください。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

Kindle Unlimited 読み放題 無料トライアル

 

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
楽曲分析(アナリーゼ)方法
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました