という記事で、
代表的な対比表現について
以下の10件に大別しました。
① ダイナミクスによる対比
② 音域による対比
③ 音の数による対比
④ 音色による対比
⑤ ダンパーペダルの有無による対比
⑥ 音型やアーティキュレーションによる対比
⑦ 調性による対比
⑧ 拍子による対比
⑨ テンポによる対比
⑩ フレーズの長さによる対比
② 音域による対比
③ 音の数による対比
④ 音色による対比
⑤ ダンパーペダルの有無による対比
⑥ 音型やアーティキュレーションによる対比
⑦ 調性による対比
⑧ 拍子による対比
⑨ テンポによる対比
⑩ フレーズの長さによる対比
これらはとうぜん、
一度に複数を共有することもあります。
例えば、以下のような例。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、155-163小節)
ここでは
低音のコラールの上に高音のアラベスクが
重なってきます。
上記の大別だと、
② 音域による対比
③ 音の数による対比
④ 音色による対比
⑥ 音型やアーティキュレーションによる対比
③ 音の数による対比
④ 音色による対比
⑥ 音型やアーティキュレーションによる対比
という4項目が当てはまり
あらゆる対比表現が同居していると
言えるでしょう。
sosten. と leggierissimo の指示の差は
音色面に影響があるもの。
このようなコラールとアラベスクとの対比は
ある意味、
「問いかけと応答」
と捉えることもできますね。
日頃、対比と思わしき表現を見かけたときには
どういった点で対比になっているのかを
注意深く調べるようにすると
音楽の理解が深まります。
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