黄色い楽典と言われる有名な参考書である、
「楽典―理論と実習 石桁真礼生 著(音楽之友社)」
には、
「臨時記号はその段のみに対して有効であり、1オクターブ上下に対しては無効」
などといった趣旨のことが書かれています。
一方、フランスの出版社によるいくつかの楽譜では
楽典的には
「臨時記号が1オクターブ上下に対しても有効」
というものもいくつかあります。
これが、出版社単位での統一ではなく、
作品単位となっているので厄介なのです。
私はエチュードなどで何作品か見つけました。
したがって、
新しいフランス作品に取り組んでいるときに
「この音正しいのかな?」
と怪しい箇所が出てきたら、
必ず、
「臨時記号の1オクターブ上下が有効だったら?無効だったら?」
という視点を持って
音源などもあわせて確認してみましょう。
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