「ツェルニー30番修了」というのは
ある意味分岐点ですよね。
本格的に中級レベルに入っていき
ピアノがもっと楽しくなっていくのか。
または、
教則本を辞めて
好きな楽曲を練習するだけにシフトする独学者も
この辺りが境になっているケースは多いようです。
さて結論ですが、
本格的に中級レベルへ入っていくことを望んでいるのであれば
これ一択でOKです。
という記事でも書いたように、
ツェルニー50番というのは
曲が長くなり、難易度も上がり、さらに50曲もあるので
膨大な時間とエネルギーが必要となります。
したがって、他の道も提案しました。
一方、
ツェルニー40番というのは短い曲も多く
40曲を仕上げても気が遠くなるほどの時間はかかりません。
また、
まだこの段階では
曲集全曲に取り組んで
「体系的に学ぶことの大切さ」を知って欲しいのです。
特に上級を目指している学習者にとって
ツェルニー40番段階でのテクニックの抜けがあると
結局周辺もやり直さないといけなくなります。
【ピアノ:独学】ソナチネからショパンエチュード入門までのロードマップ
という記事でも書いた通り、
バッハを上手く使えばテクニックの抜けをカヴァーできますが、
もし正統派路線で進みたいのであれば、
というのが多くの学習者にオススメできるルートです。
特に強い意図がない限りは
代わりの教材を検討する必要はないでしょう。
(余裕がある場合に併用教材を使うのはオススメします。)
ツェルニー40番は
特に最後の10作品あたりは
ようやく「楽曲らしく」なってきますので
演奏していて楽しさを覚えると思います。
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