■ジョージ・ウィンストンが編曲した「パッヘルベルのカノン」
♬「パッヘルベルのカノン(ジョージ・ウィンストン編)」とは
「パッヘルベルのカノン(ジョージ・ウィンストン編)」は、
言わずと知れた有名なクラシック曲「パッヘルベルのカノン」を
ジョージ・ウィンストンがピアノ編曲したものです。
「あこがれ / 愛」と並んで
彼の代表作として日本での知名度は非常に高く、
多くのピアノ弾きから愛されている一曲。
クラシックの原曲に
ポピュラー要素が追加されたほか、
ジョージ・ウィンストンの演奏スタイルからくる
「やや即興っぽい音遣い」が印象的です。
楽譜通りに練習するのもいいですし、
あなた自身のアレンジを少し織り交ぜながら
自由に演奏しても楽しめるでしょう。
(特に、楽曲最後のトレモロのあたりなど)
むしろ、
ジョージ・ウィンストンもそれを望んでいるはずです。
彼自身の演奏がフリースタイルだからです。
♬ 演奏難易度
「パッヘルベルのカノン(ジョージ・ウィンストン編 )」は
「ツェルニー30番 中盤程度〜」
の段階にいる方であれば挑戦できるでしょう。
全音ピアノピースの難易度で例えると、
「C」というイメージです。
「ハ長調」に編曲されていますので
そういった面では譜読みをしやすいでしょう。
ジョージ・ウィンストンのほとんど楽曲に
当てはまることですが、
やや即興的要素が含まれるパッセージもあり、
そういった面では
今まで取り組んできた楽曲と異なる演奏感を持つかもしれません。
♬ 音源を聴いてみよう
ジョージ・ウィンストン自身の公式チャンネル「George Winston」に
演奏がアップされています。
◉ Variations on the Kanon by Pachelbel – George Winston
♬ 楽譜はどれを使えばいいか
ジョージ・ウィンストンは
コンサートの度にアレンジを変えて演奏するスタイルをとっています。
したがって、
世に出ているピアノソロの楽譜は
一応「採譜したアレンジ譜」ということになります。
以下リンク先の「ぷりんと楽譜」のものが一番原曲に近く、
ほとんどのピアノ弾きはこの楽譜を使います。
» Variations On The Kanon By Pachelbel(George Winston)
演奏ポイントについては以下の記事を参考にして下さい。
♬ この楽曲が効果的に使えるシーン
♬ レストランやブライダルでのピアノ演奏に
♬ ストリートピアノに
♬ 大切な方へのプレゼントに
♬ ジョージ・ウィンストンのスタイルへの初挑戦に
本記事は以上です。
ジョージ・ウィンストンの作曲作品や編曲作品は
日本のピアノ学習者からも
注目度が高いものとなっています。
まずは、
◉ パッヘルベルのカノン(ジョージ・ウィンストン編)
◉ あこがれ / 愛
などの有名どころからチャレンジしてみましょう。
あなたのピアノライフにモンタナの風が吹きますよ。
【ピアノ】「あこがれ / 愛」空間性あふれる切ない名曲
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