【ピアノ】選曲でつまらない作品を選ばないコツ

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一度取り組み始めた作品とは
ある程度の期間付き合うことになります。
良い楽曲に出逢えれば、
一生付き合っていくレパートリーになることもあります。
そう考えると
内容の希薄なものを選んで
時間をとられている場合ではありません。

 

つまらない作品とは、

◉ ショー的に、ただ動き回ったり大きな音を出すだけの作品
◉ 変奏曲なのに、装飾的にうわべだけの変奏しかしていない作品

などをはじめとした

いわゆる内容が薄い作品のこと。

 

選曲方法はいろいろとありますが、

次に取り組む作品を選ぶときには

原則、音楽的な作品を選曲できればベストです。

どうせ時間をかけるのでしたら

内容のあるものに取り組みたいですよね。

 

しかし、

経験の浅いうちは

自分で音楽的かどうか判断できない場合もあるでしょう。

そんなときに使える、

つまらない作品を選ばないコツがあります。

いわゆる技巧派 ”ではない” ピアニストのレパートリーを調べて

その中から選曲してください。

 

技巧派というのをウリにしているピアニストは

一種のショー要素を強くしてパフォーマンスをおこなうために

どうしても持ち曲に内容の深い作品は少なくなります。

シューベルトの良い意味で地味な内容の濃い作品なんて、

まずレパートリーにしていません。

 

反対に、

そういったピアニストをいったん避けてリサーチすれば

内容の濃い作品はすぐに見つかります。

 

とうぜん、技巧的な作品だからと言って

すべてが音楽的に優れていないわけではありませんが…。

 

ショー的な作品をレパートリーにもっておくのは構いません。

一方、基本は音楽面を最重視して学習内容を決めていくべき。

そうすれば、

あらゆる音楽表現を伴った練習ができるので

自分の音楽が育つうえ

結果的に、テクニックも向上するのです。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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