記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
習いに行っている場合は
先生が適切なエチュードを与えてくれたり
自分で弾きたいエチュードについて先生に相談もできますよね。
しかし、独学の場合は
使うエチュードに悩んでも
原則アドヴァイスを受けることはできません。
楽曲でしたら
やりたいものをやればいいのですが、
エチュードのような訓練も兼ねた作品では
選曲に慎重になったほうがいいのではないかと
感じることもあるかと思います。
悩む必要はありません。
選択肢を一気に半分以下へ減らしてみせます。
独学の方が使うエチュードに困ったときの解決策はシンプル。
それは、
「コンサートピースとしても使えるエチュードのみに取り組む」
これに限ります。
「コンサートピース(演奏会用作品)」というと
難しく感じるかもしれませんが、
入門さえ終わっていれば
初級用教材からありますので大丈夫です。
コンサートピースとしても使えるエチュードに取り組むことで
エチュードの練習がすべてレパートリー形成になるのです。
レパートリーに出来て、かつ、
エチュードとしての価値も高い作品としては、
◉ バルトーク「ミクロコスモス」初級〜上級
などが特にオススメです。
上級用作品としては
ショパン、ドビュッシーなどのエチュードもあります。
あえて曲名は書きませんが、
エチュードとして有名でも
ピアニストがまず取り上げないエチュードってありますよね。
言ってみれば、
そういう作品群が
コンサートピースとしては使えないということです。
せっかくエチュードの練習をしても
それをレパートリーにできないのであれば
譜読みをしたりさらったりする時間がもったいなく感じませんか。
仮に一定の訓練になったとしても、
おそらく将来繰り返しさらうことはありません。
一方、
コンサートレパートリーにできる作品であれば
それを維持していく過程の中で
エチュードとしてのさらい直しにもなるのです。
もちろん、
ハノンやコルトーなどの
「ほぼ譜読みが不要のエチュード」
は積極的に取り入れてもいいでしょう。
選択肢が一気に半分以下になったと思います。
あとは、楽譜をパラパラと眺めながら
ご自身のレヴェルより少し高そうな教材を選ぶだけです。
【ピアノ: 独学】ソナチネからショパンエチュード入門までのロードマップ
「Kindle Unlimited」をご存知ですか?
私が執筆している数百冊のピアノ関連書籍に加え、
200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。
「初回30日間無料トライアル」を使って、
ピアノをもっと深く学んでみませんか?
もし合わなければ、いつでもすぐに解約可能です。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122
Amazonでご購入いただけますが、
「Kindle Unlimited」に登録している方は
kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。
「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。
Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
コメント