【ピアノ】作曲家によるピアノレッスンを受けてみよう

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本記事では、
たとえワンレッスンであっても
「作曲家の先生」からピアノレッスンを受けることの利点を
お伝えしています。

 

初めに、

音楽大学の教育システムの話を例としてあげます。

 

音大の教授陣を見てみると

ピアノ科であっても

ピアノが達者な「作曲家の先生」が

数人は席を持っているものです。

現在では

2人の先生につける制度がある音大もずいぶんと増えてきました。

そういった場合に、

「ピアニストの先生」と「作曲家の先生」

それぞれにピアノを習うと

効果の高い学習ができます。

 

コンクールなどでの好評を見てみても、

「ピアニストの先生」と「作曲家の先生」とで

違った視点からの指摘があるものです。

どちらがいいというわけではなく、

両方の観点が

学習者を成長させてくれます。

 

筆者が勧めるのは、

必ずしも専門を目指す方でなくても

作曲家の先生によるピアノレッスンを受けてみることです。

 

「楽曲がどうできているのか」

という観点で音楽を捉えたレッスンを

してもらえるはずなので、

演奏会前などに受講すると総合的な仕上げができるはず。

 

また、

興味のある方は

今取り組んでいる作品の

「楽曲分析(アナリーゼ)」のレッスンを

依頼するのもいいかもしれませんね。

いずれにしても、

「ワンレッスン制でレッスンをしている先生」

を探すのがポイントです。

 

ひとつ、注意点があります。

筆者が言うまでもないことですが、

現在ピアノ教室に通っている方は

必ず普段の先生に許可をとるようにしましょう。

意向をていねいに伝えれば

余程プライドの高い先生でない限り

きっと背中を押してくださるはずです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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