【ピアノ】メトロノームに休符の拍出しをしてもらう練習方法

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メトロノームを無闇に使っても
あまり良い効果は得られませんが、
目的をもって適切に取り入れることで
プラスにはたらきます。
本記事では、
そのうちのひとつのやり方を解説。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ第10番 K.330 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、84-85小節)

矢印で示したところでは全パートが休符になるので

その直後のタイミングがつかみにくく

32分音符で転んでしまいがち。

 

こういったところでは

「メトロノームに休符の拍出しをしてもらう練習方法」

が有効に使えます。

この楽曲は2/4拍子ですが、

譜例のところを練習するときには

ひとつの小節で8分音符が4つ鳴るように

メトロノームをかけてみましょう。

そうすると、

矢印で示したところでもそれが鳴るので

タイミングをつかむ良い練習になります。

実際にメトロノームを使用しないで弾くときには

代わりに「体内のザッツ」を出さなければ弾けませんが、

その正しいタイミングの感覚をつかんでください。

 

こういった練習方法は、他にも

「裏打ちのリズム」が伴奏にとられていたりと、

明らかにリズムが重視されているところでは

取り入れてみるといいでしょう。

ポイントは、

「クセがつく前、つまり、譜読みの早い段階の練習からおこなっておく」

ということです。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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