具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第10番 ト長調 作品14-2 第1楽章」
譜例(PD作品、Finaleで作成、81-84小節目)
ここからは
右手と左手との組み合わせに
「3 : 2」のリズムが混ざってきます。
こういったリズムを上手く聴かせる秘訣をお伝えします。
「3 : 2に突入したら、気付かれない程度でほんの少しだけテンポを上げる」
という方法を試してみましょう。
コレ、荒技的ですがすごく効果的です。
この楽曲のように、
「そこまでは3 : 2ではない部分が続いていて、急に3 : 2が始まる」
という箇所で特に有効に使える方法です。
「3 : 2」というのは、
「2つの噛み合わないリズムの同居」ですので
ほんの少しテンポを上げても
「テンポが走っている」
と思われてしまうことはありません。
一方、
流れは良くなったように聴こえるのです。
「3 : 2」のセクションが終わったら、
さりげなくテンポを戻しましょう。
他の楽曲でも、
をはじめ、
数多くの作品で応用できます。
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