「あこがれ / 愛」とは
「あこがれ / 愛」は、ジョージ・ウィンストンが作曲したピアノ曲です。
彼の代表作として日本での知名度は非常に高く、
空間性あふれるサウンドと切ない旋律は多くの聴衆を虜にします。
テレビ番組などでも頻繁に使用され、
大人からピアノを始める方にとっての憧れの曲としても
非常に人気が高いようです。
先日紹介した
アンドレ・ギャニオンと似ているように感じますが、
ジョージ・ウィンストンの方がより空間的、自然的な音楽で、
時間がゆっくりと流れていくような印象の楽曲が多くあります。
モンタナ出身とのことで、納得ですね。
(モンタナはアメリカ北西部の州。
ものすごく広い自然に囲まれ田園風景が特徴的な、言ってみればアメリカの田舎です。)
一方、
アンドレ・ギャニオンは
ピアノがとても上手な方というだけあって、
その作品もクラシックピアノ寄り、且つ、旋律的です。
演奏難易度
「あこがれ / 愛」は
テンポがゆるやかな作品ですので、
「ブルグミュラー25の練習曲 後半程度」
の段階にいる方であれば挑戦できるでしょう。
全音ピアノピースの難易度で例えると、
「B」というイメージです。
音符自体は書いてありますが
やや即興的要素が含まれるパッセージもあり、
そういった面では
今まで取り組んできた楽曲と異なる演奏感を持つかもしれません。
音源を聴いてみよう
合法にアップロードされたプロによる演奏が見当たらないので
参考演奏は掲載できませんが、
Youtubeにピアノ学習者が自身でアップロードした音源はたくさん出ています。
ぜひ聴いてみて下さい。
楽譜はどれを使えばいいか
ジョージ・ウィンストンは
コンサートの度にアレンジを変えて演奏するスタイルをとっています。
したがって、
世に出ているピアノソロの楽譜は
一応「採譜したアレンジ譜」ということになります。
以下リンク先の「ぷりんと楽譜」のものが一番原曲に近く、
ほとんどのピアノ弾きはこの楽譜を使います。
» Longing(George Winston) /ピアノ(ソロ)
この楽曲が効果的に使えるシーン
♬ レストランやブライダルのピアノ演奏に
♬ ストリートピアノに
♬ 自分一人で浸りたいときに
♬ 大切な方へのプレゼントに
♬ はじめてのポピュラーピアノ練習に
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