【ピアノ】ポピュラーでよくある伴奏型:演奏方法

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本記事では、
「ポピュラーピアノで頻繁に登場する伴奏型」について
2パターンの演奏方法を紹介しています。
クラシックピアノを練習してきた経験を活かして
ポピュラーピアノにも挑戦したい方へ。

 

次の譜例を見てください。

このように、

2拍目裏から3拍目にかけてタイで結ばれているアルペジオ伴奏では、

大きく譜例のような2つの演奏方法があります。

ポピュラーピアノでは

一音一音をどう表現すればいいかといった

アーティキュレーションが書き込まれていないことも多いため、

演奏方法に迷ってしまいがち。

譜例で示したような

スラーなどが書かれていないことも多いでしょう。

 

(再掲)

①は言って見れば「クラシック的」なニュアンスです。

バスを深く響かせて

それ以降の音は小さくしていきます。

「バスの響きの中に他の音が溶けていくように演奏する」

このように弾くのがポイントです。

楽曲や前後関係にもよりますが、

「アンドレ・ギャニオン」などの作品は

この演奏法が合うでしょう。

 

(再掲)

②は、①よりも「ポピュラー寄り」の奏法です。

参考までにテヌートを書き込んでみましたが、

「2拍目裏の音にもビートを感じて演奏する」

このようなニュアンスが特徴です。

そうすることで

音としては伸びている3-4拍目にも

聴衆の中には潜在的に8分音符の刻みが残ります。

そして8ビートとしての楽曲の印象が強くなります。

楽曲や前後関係にもよりますが、

「ジョージ・ウィンストン」などの作品は

この演奏法が合うでしょう。

 

それぞれの演奏法のニュアンスの違いを理解し、

自身が演奏する楽曲ではどのニュアンスをつけるか

慎重に検討しましょう。

 


 

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