【ピアノ】部分練習を効率的に実行するためのヒント

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部分練習を設定するときには
せめて、
誤りの回数のほうが少なくなるようなテンポや練習方法を
試みましょう。

 

つっかえてしまう難しいところで

メトロノームにあわせて

ミスしないまで弾き続ける、

などといった目も当てられない練習方法が

度々話題になります。

 

仮に、10回に1回、

いや、5回に1回、

ミスをせずに

なおかつ、音色なども満足に弾けたとしましょう。

それでもその練習はマイナス。

理由は簡単で、

上手くいっている回数よりも

そうでない回数のほうが上回っているからです。

誤りを繰り返して身に付けても意味ありません。

 

部分練習を設定するときには

せめて、

誤りの回数のほうが少なくなるようなテンポや練習方法を

試みましょう。

 

誤りが多くなる練習というのは、

頭か身体か

もしくはその両方が準備できていない状態で

おこなわれるものです。

 

まずは、誤りの少なさに加えて

音色をきちんとコントロールできるテンポから

やり直してください。

そのような

頭も身体も準備できる状態であれば

文字通り準備して打鍵できるので

弾いたときに発生する叩いた騒音が少ないことにも

気が付くでしょう。

 

一方、

上記のような練習が基本ではありますが

ゆっくりばかり弾いていても

速くは弾けるようになっていきません。

この解決法については

以下の記事を参考にして下さい。

【ピアノ】速い曲でテンポが上がらない方へ

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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