【ピアノ】初心者向け:初めのうちは細かなことを気にし過ぎない

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物事の習得の初期は
とにかく、キャパオーバーを避けることが重要です。

 

以前、ピアノが初心者のとある知り合いから頼まれて

単発で教えたのですが、

今思い返すと、細かなことを言い過ぎたと反省しています。

初心者を教えた経験がほとんどなかったので

不慣れなこちらに問題がありました。

 

「細か過ぎ!」

と言われたわけではありませんが、

後日みたときに

いろいろ言ったことのどれも改善されていなかったことから

トゥーマッチだったんだろうと想像できたからです。

 

フォームのことも

第三関節が沈んでしまっていることなど

明らかに初めから直しておいたほうがいいことは

指摘すべきですが、

それ以外の細かなことは

だんだんと自分で気付いて直してもらったり

それでも残りそうなクセは

また何かの折に伝えればいいだろうというのが

今の結論です。

 

以前、

書道の指導をしている叔母が

以下のように言っていました。

「初心者に対して一度に指摘するのは一点のみにしている」

 

我々が子供の頃に自転車を習得したときのことを

思い返してみてください。

初めのうちは無駄な動きをたくさん入れてしまって

グラついたりしました。

しかし、

親が一言二言くらいアドヴァイスをくれる程度で

あとは自分の感覚を頼りとして繰り返していくうちに

余計な動作が減ってきて

力も上手く使えるようになったはずです。

 

自転車の操縦よりは

ピアノ演奏のほうが繊細なことを求められるので、

練習を重ねても残ってしまう良くないクセはあるでしょう。

それでも、

初めのうちは細かなことを気にし過ぎないほうが

楽しく、かつ、効果的に学習できると思って間違いありません。

物事の習得の初期は

とにかく、キャパオーバーを避けることが必要ですね。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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