【ピアノ】すべてのメロディ音をウタにする

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メロディに分散和音的動きが出てきたときは
奏法上、ウタがなくなってしまわないかどうかに
注意が必要です。

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ショパン「エチュード Op.25-7」 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、16-17小節)

ここでは下段に主役のメロディがきています。

上段の上声は脇役のメロディ。

 

カギマークで示したところを見てください。

こういった

単純な分散和音になって

和音の構成音の中で動いているだけのところになると

奏法上、急にウタがなくなってしまうケースは

よく見受けられます。

 

伴奏型では

バス音のみを深く弾いたら

他の音はバスの響きの中へ隠すように

静かに弾くケースも多くあります。

しかし、

譜例のようにメロディになっている場合は

原則、すべての音をウタにしたいところ。

それぞれの音に

テヌートが書いてあるようなイメージをもって

ていねいに指圧をかけてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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