【ピアノ】急に音価が長くなった時のテンポに注意

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本記事では、
テンポ関連の注意点として
「急に音価が長くなった時のテンポ」
について取り上げています。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ K.545 第1楽章」

譜例(PD作品、Finaleで作成、41-43小節)

41小節目までは

16分音符で動き回っていますが、

42小節目からはそこまでよりも長い音価が中心となります。

このように

「急に音価が長くなった時のテンポ」

には要注意。

いきなりテンポが変わってしまう演奏をよく耳にします。

体内のカウントをしっかりとることで

テンポをそのままキープしましょう。

参考記事:【ピアノ】テンポキープできるようになる練習方法

 

この譜例の場合、

「16分音符中心 → 8分音符中心」

なのでまだいいのですが、

中には、

新しいセクションが4分音符中心だったりと

もっと極端なケースもありますので

必ずカウントが必要です。

 

テンポはそのまま。

楽譜に「テンポママ」って書いておきましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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