記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
テンポキープの練習として考えられるのは
「メトロノームでの練習」
です。
一方、これはなんとなくおこなえば効果が上がるわけではありません。
ポイントをお伝えします。
2. 複数チェックがついた箇所の「共通点」を見つけ出す→ 自分の弱点の傾向
3. テンポが変わってしまっていた箇所を意識しながら、メトロノームを使って何度も練習する
この3つの手順を「すべて」踏んでいくことが重要です。
2の「複数チェックがついた箇所の共通点を見つけ出す」
というのが極めて重要。
これをおこなうことで、
「音が少ない箇所では間(ま)がもたなくて速くなってしまうクセがあるな」
などと、「自分の弱点の傾向」がみえてきます。
これを知っておかなくてはいけません。
そして、それを意識しながらメトロノームでの練習に向かいます。
そうすることで、なんとなくメトロノームに合わせた練習よりもずっと効果的です。
「自分の弱点の傾向」を知っておくことで、
他の楽曲に変わっても応用できる力になります。
それから、もう一つ重要なのは、
ということです。
当たり前のことのようですが、
実際は1-2回合わせて
すぐ終わりにしてしまう練習をしている方が多いようです。
(ちなみに、リズム練習なども1-2回やってみたらやめてしまって
すぐに普通の練習に戻ったりしていませんか?)
テンポが変わってしまうのは「無意識のクセ」です。
したがって、修正するにはある程度の時間がかかります。
ちょっとやってみてすぐに効果が出る魔法はありません。
これがクセを修正するただ一つの方法です。
今回はテンポキープのコツをお伝えしましたが、
もちろん、
ルバートの楽曲でメトロノームをかけて練習するのは逆効果です。
そういった楽曲では、
まずはICレコーダーで録音して何度も聴き返し、
というところからスタートするといいでしょう。
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