という記事でも解説しましたが、
「指を使用したスタッカート」とは
以下の譜例のような速いパッセージを
スタッカートで弾く場合にとる奏法のこと。
シューマン「謝肉祭 15.パンタロンとコンビーヌ」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)
「手と指を使用したスタッカート」や
「腕を使用したスタッカート」などに比べると
出てくる音自体は細い傾向にありますが、
すばやく軽い表現を生み出せます。
指を使用したスタッカートにおいて
効率よく打鍵できる指先の使い方があります。
手前へ向かって指先でひっかくように弾いてみてください。
「指を真下に落として打鍵して、真上に上げる」
のではなく、
カーブを描いてひっかく動作の中で
ついでに打鍵もしてしまうようなイメージ。
真上に持ち上げる場合よりも
指を鍵盤からすばやく離せるので
結果、効率よく打鍵していくことができるのです。
テンポが上がれば上がるほど
真上への動作では間に合わなくなります。
お試しください。
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