【ピアノ】「指を使用したスタッカート」が上手くいかないときの改善案

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「指を使用したスタッカート」
による奏法のときには
効率よく打鍵できる指先の使い方があります。

 

【ピアノ】スタッカート奏法のまとめ(基礎テクニック)

という記事でも解説しましたが、

「指を使用したスタッカート」とは

以下の譜例のような速いパッセージを

スタッカートで弾く場合にとる奏法のこと。

 

シューマン「謝肉祭 15.パンタロンとコンビーヌ」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

 

「手と指を使用したスタッカート」や

「腕を使用したスタッカート」などに比べると

出てくる音自体は細い傾向にありますが、

すばやく軽い表現を生み出せます。

 

指を使用したスタッカートにおいて

効率よく打鍵できる指先の使い方があります。

手前へ向かって指先でひっかくように弾いてみてください。

 

「指を真下に落として打鍵して、真上に上げる」

のではなく、

カーブを描いてひっかく動作の中で

ついでに打鍵もしてしまうようなイメージ。

 

真上に持ち上げる場合よりも

指を鍵盤からすばやく離せるので

結果、効率よく打鍵していくことができるのです。

テンポが上がれば上がるほど

真上への動作では間に合わなくなります。

お試しください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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