【ピアノ】小節線がなくても音価は意識しよう

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小節線が書かれていないからといって
必ずしも完全に自由に弾いていいわけではありません。
詳しくは、本記事をご覧ください。

 

さまざまな楽曲に触れていると

一部分のみ小節線が取り払われている記譜を

目にすることもあるでしょう。

例えば、以下のような例。

 

ショパン「エチュード Op.25-7」 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

 

◉ カデンツァ的場面
◉ レチタティーヴォ的場面

などでよく見られる記譜であり、

「拍節にとらわれすぎないで欲しい」

という意図もあるのでしょう。

 

ただし、そこが落とし穴でもあります。

完全に拍節通りに弾く必要はありませんが、

あまりにも変形させてしまっている演奏を

よく耳にします。

 

ショパンは

小節線を書きませんでしたが

音価は指定しました。

したがって、

多少なりともそれを意識しておかないと

音楽の骨格がなくなってしまいます。

 

(再掲)

例えば、

この譜例のところでは

4分音符のカウントを体内で意識しておく。

 

骨格を把握したうえで

多少自由に演奏するのはOKでしょう。

しかし、その順番を入れ替えてはいけません。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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