五線による楽譜では、
「音色」についての指示は
どうしても表示しにくいものです。
そんな中で
比較的数少ない「音色についての指示」で代表的なのは
「una corda(ソフトペダル)」
の指示です。
近現代の作品に多くみられますが、
ベートーヴェンなども作品によっては
「una corda」の指示をしています。
音程やリズムに関係のないことは意外と軽視されがちですが、
作曲家からしたら
ほんとうに重要なメッセージ。
こういった「音色面のニュアンス」を読み取るのも「譜読み」です。
書かれていること一つ一つを
ていねいに読み取りましょう。
「この指示はなぜ書かれているのか」
正解は作曲家しか知らないのですが、
常にこのような視点で譜読みをしていくことが
読譜力を上げるためには重要です。
最終的には
先生(独学の場合は、補助教材など)を離れて
自分一人で音楽表現をつくり上げていかなくては
ならないのですから。
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