【ピアノ】音の粒をそろえるために必要なこと

スポンサーリンク
本記事では、
「音の粒をそろえるために必要なこと」について、
2つの視点を取り上げてお伝えしています。

 

「音の粒をそろえる」

よく耳にする課題です。

モーツァルトなどの古典派の作品ではもちろん、

様々な楽曲に取り組んでいる時に

必要になってくる考え方。

 

これは、

「リズムがよれないようにする」という意味合いが

一般的には強いのですが、

もうひとつ、大切な考え方があります。

それは、

「音色がデコボコにならないようにする」

という観点。

 

リズムがそろっていて

なおかつ

同じくらいの音量でも、

音色がそろっていないと

音の粒はそろって聴こえません。

 

これは「レガート奏法」などでも言えることで、

音自体がペダルなどでつながっていても

ふたつの音同士の音色が大きく異なってしまうと

レガートには聴こえないのです。

 

では、

音色がデコボコにならないようにするためには

どうすればいいのでしょうか。

これは、

ピアニスト100人にきいても

同じ答えしか返ってこないはずです。

「よく耳を使う」

これしかないのです。

 

ひとつだけ言えるのは

音の粒をそろえるためには、

「リズムがよれないようにする」

だけでなく、

「音色がデコボコにならないようにする」

このことも必要だ、

という事実を知っているかどうかで

耳の使い方がまったく変わってくるということ。

 

これさえ踏まえておけば、

音の粒がそろっていないと思った時に

どこに原因があるのか

自分自身で見つけることができます。

 

今日の練習から

意識を向ける項目を

ひとつだけ増やしてみてください。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

Twitter
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
役に立つ練習方法 他
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました