「暗譜をすると、得られるものと同じくらい失うものもある」
これは、
とあるピアニストが
月刊ピアノのインタビューで語っていた言葉です。
「失うもの」が何かは具体的に語っていませんでしたが、
おそらく、
「わかったつもりになっていて忘れてしまっている細かなニュアンス」
のことも含まれると思います。
暗譜をしている楽曲であっても
ときどき楽譜を見直してみると
「こんな記号が書いてあったんだ」
「ここでスラーが切れているのは忘れていた」
「ここでスラーが切れているのは忘れていた」
などと、
たくさんの発見があるはずです。
暗譜した結果、楽譜から完全に離れてしまうと
これらのような発見はありません。
こういった部分が
「失うもの」
とも言えるでしょう。
暗譜をする段階になっても、
時々楽譜をながめ返してみる姿勢は
忘れずにいたいですね。
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