【ピアノ】アクセントを安定して際立たせる運指付けのコツ

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本記事では、
アクセントが続く場合の運指付けのコツ
を解説します。
使える場面は意外と多い方法なので
引き出しへ入れておいてください。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

シューベルト「ピアノソナタ第7番 変ホ長調 D 568 第4楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、120-123小節)

左手で演奏するアクセントが書かれた音

に注目してください。

筆者がこの楽曲を演奏するときに使用している運指を

書き入れてみました。

 

このようにアクセントが続く場合、

「アクセントを活かせる運指」

という視点をもって

運指付けをしてみましょう。

 

ここでは、

1の指(親指)がアクセントの音へくるように

運指付けしました。

そうすることで、

親指を使っているがゆえ

アクセントをしっかりと響かせることができます。

 

迷ったときは

「強調したい音にどの運指をもってくるかを想定したうえで、逆算して他の運指も決めていく方法」

を検討するといいでしょう。

 

ちなみに、

同型反復を同じ運指のパターンで統一しているので

フレーズ表現のニュアンスが統一されて

さらに、暗譜の際のハードルを下げることもできています。

パターンを統一できる場合はしておくのが

同型反復における運指付けのコツ。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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