ほとんどの楽曲では
「スケール(音階)」が出てきますよね。
一瞬で通り過ぎてしまうものや
スケールの断片も含めれば
それらが出てこない楽曲の方が少ないくらいではないでしょうか。
さて、
スケールなのですが
演奏上心得て頂きたいことがあります。
それは
ということです。
同じ強さ、同じ音質の音を
「ダダダダダ」と並べるのは音楽的ではありません。
「クレッシェンドが書いてないから…」
「デクレッシェンドが書いてないから…」
などと思うと、
ついスケール練習のように弾いてしまいがち。
まずは、スケールの到達点を見てください。
そして、その到達点をどのような表情で演奏したいか考える。
そこまでできたら、
到達点に向かって
ふくらませるなり、おさめていくなりすればいいのです。
この3ステップを譜読みに組み込んでください。
こういったように
音楽的なことを逆算して演奏しさえすれば
決して無機質なスケールは出てきません。
せっかく美しい演奏をしていても
突如、無機質なスケールが聴こえてくると
夢から覚めてしまうのです。
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