【ピアノ】片手のみになる箇所の難しさ

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本記事では、
「片手のみになる箇所」の難しさと、
その解決方法を解説しています。
中級者以上に向けた内容です。

 

ベートーヴェン「エリーゼのために」

の冒頭などもそうですが、

楽曲の冒頭や途中で

ふと片手だけになって

一種の無伴奏状態の表現になることがあります。

 

片手のみになる場所の難しさは、

音が露呈されるので

「音と音との横へのつながり」

にまで細かく耳を傾けられてしまうということ。

 

打鍵速度を揃えることで音色を揃えて、

音と音の横のつながりを良くする必要があります。

ダイナミクスが多少変わっても音色が近いと

仲が悪い音には聴こえません。

筆者は、

「音がはっきり見えないように」

という言葉を使っていますが、

一音一音が縦割りにならないようにしないといけません。

この際、打鍵上のテクニックとして有効なのは、

「出来る限り指を鍵盤から上げないこと」

です。

 

練習するときには

テンポをかなりゆっくりに広げて、

鍵盤の触覚も感じながら練習するところから

始めると良いでしょう。

 

こういった内容は、

「音はきちんと弾けている」

という段階をクリアしてから

さらにワンステップ上がるために必要な技術です。

同じ楽曲を弾いても

このような細かなニュアンスで

聴こえ方がまったく変わるのです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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