♬ 細かな動きが上手く弾けない
♬ 細かな動きで技術不足を感じる
こういった悩みを解決します。
記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
本記事で取り上げたいのは、
「細かな動きにあえて弱い指を使う危険性」
についてです。
運指の都合上、
どうしても「4(薬指)」や「5(小指)」などの
弱い指を使わざるを得ないことはあり
その場合はもちろん仕方ありませんよね。
しかし、
他の運指も使えるところは
よく検討する必要があるでしょう。
具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ブラームス「2つのラプソディ 第1番 Op.79-1 ロ短調」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)
楽曲のはじめから
「細かな3連符」がでてきます。
あらゆる学習者の演奏を聴いていると
この連符が鳴り損なって抜けてしまう演奏が多く
原因を考えていたのですが、
「運指に問題がある」
ということが分かりました。
この3連符は、
弱い指がふたつも含まれた「345」ではなく
「235」で弾きましょう。
はじめはやりにくく感じるかもしれませんが、
慣れてしまえば
安定性はまったくちがいます。
音抜けの可能性がグンと下がるのです。
音が抜けてしまうのは、
「技術不足」ではなく
「運指の検討不足」なのかもしれません。
細かな動きでつまづいたときは
闇雲にさらうだけでなく
運指の再検討も視野に入れてみましょう。
「Kindle Unlimited」をご存知ですか?
私が執筆している数百冊のピアノ関連書籍に加え、
200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。
「初回30日間無料トライアル」を使って、
ピアノをもっと深く学んでみませんか?
もし合わなければ、いつでもすぐに解約可能です。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122
Amazonでご購入いただけますが、
「Kindle Unlimited」に登録している方は
kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。
「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。
Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
コメント