【ピアノ】速いパッセージで5の指をうまく使う

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5の指は
一般的に速い動きに適さないと
思われがちですが、
うまく取り入れることで
むしろ有効に使えるケースがあります。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ラフマニノフ「コレルリの主題による変奏曲 ニ短調 Op.42」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、第16変奏の冒頭)

上段の右手で弾く音符に書かれた運指で

5の指が使われているところに

注目してください。

 

ここでは

アクセントが書かれた1の指で演奏する音をしっかりと弾いて

そのバウンドを使って

残り6音を一気に弾くようにします。

 

このときに

5の指を使った54321という運指が

速い動きに適していることに気が付くでしょうか。

5本1束で一気に動かせて、かつ、

手のポジション移動が少ないから。

 

123の指だけで弾くと

ゆっくりした速度では

弾きにくくはないのですが、

ある程度までしか

速さを求めることができないでしょう。

上記、5の指を使うときのような奏法上のメリットがないから。

 

ヨーゼフ・ガートは

ピアノ演奏のテクニック」 ヨーゼフ・ガート (著)、大宮 真琴 (翻訳) 音楽之友社

という書籍で

高速のパッセージで5の指を使う利点を

別の角度から解説しています。

リスト「パガニーニ大練習曲集 第6曲 主題と変奏 S.141」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、第16変奏の冒頭)

(以下、抜粋)
この例で、第3指と第5指を使うと、
トレモロ効果がうまれる。

しかし第5指を使うことによって、
手が内側に方向を変えることのほうが、
もっと重要なのである。

第2指か第3指をF音に使うと、
名人芸的な演奏はまったく不可能になってしまう。

(抜粋終わり)

 

◉ ピアノ演奏のテクニック  ヨーゼフ・ガート (著)、大宮 真琴 (翻訳) 音楽之友社

 

 

 

 

 

 

 


 

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