【ピアノ】譜読みが終わったと思ったら、譜読みスタート

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「譜読みが終わった」と思ったとき、
「音の高さ」や「リズム」以外の要素を
どれだけ深く読んでいるでしょうか。

 

一般的な傾向として、

「譜読み」という過程をいい加減におこなっているケースが

多いように感じます。

 

【ピアノ】みんな、アーティキュレーションを軽視しすぎ!

という記事でも似たようなことを書きましたが、

どうして、

「音の高さ」や「リズム」だけを読んで

アーティキュレーションや

その他の要素は目に入らないのか

疑問に思うことがあります。

「音の高さを間違えずに弾く(つまり、ミスタッチをせずに弾く)」
「楽譜に書かれたリズムを正しく弾く(つまり、指が正確に動く)」

比較的多くの学習者がこれらばかりを気にしています。

 

入門者や初心者で

楽譜を読む経験が浅い場合はまだわかります。

しかし、

かなりピアノ歴が長い学習者にも

この傾向は濃厚。

 

譜読みをしていくための方法は

大きく2パターンです。

① ていねいに譜読みしていき、終わったときには曲がおおむね理解できているようにする
② ざっと指の動きを覚えてから、曲想や細かな要素を読んでいく

筆者がオススメするのは断然①。

表現すべき内容が決まると

弾き方が変わるので、

先に指の動きを覚えて他をないがしろにすると

悪いクセがついてしまう可能性が高いからです。

①ができるようにするために

このブログでも

ありとあらゆる角度から記事にしています。

しかし、①の方がハードルは高い。それは確かです。

 

そこで、

「② ざっと指の動きを覚えてから、曲想や細かな要素を読んでいく」

というやり方でも、ひとまずはOK。

その代わりに

「ざっと指の動きを覚える」

までで終わらないでください。

ここまでが一般的に

「譜読みが終わった」

と線を引いてしまいがちなところです。

これに加えて、

「曲想や細かな要素を読んでいく」

という部分も必ず取り入れてください。

 

「譜読みが終わったと思ったら、譜読みスタート」

とした記事タイトルの意図が

分かっていただけたでしょうか。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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