【ピアノ】装飾音で頑張るのをやめよう

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装飾音では
急に強くなったり
そこで音楽が停滞したりしないように
注意しないといけません。
表現のコツは、頑張らないことです。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

シューベルト「ピアノソナタ第7番 変ホ長調 D 568 第4楽章」

譜例1(PD楽曲、Finaleで作成、14小節目)

プラルトリラーが出てきますが、

こういった、流れの中で入ってくる装飾というのは

演奏にどこか一種の苦労が伴います。

しかし、

急に強くなったり

そこで音楽が停滞したりしないように

注意しないといけません。

 

装飾だけ浮いてしまうのは

ほんとうにあるある。

とってつけたように聴こえさせず軽く入れるのが

装飾の基本なので

とにかく、頑張るのをやめましょう。

 

そう思っていたほうが

変な力が入らず、むしろ音も欠けずに弾けるものです。

あわせて、

指の動きを最小限にして打鍵するように

注意してみてください。

 

厄介なのは、

流れの中で浮いてしまっていても

自分では気が付きにくいところ。

意識をもつだけでずいぶんと改善されるでしょう。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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