【ピアノ】書き譜にしなくてもトリルで失敗しないために

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トリルを失敗せずに終わらせるコツは
その終わりを意識しておくこと。
何のことを言っているのかを解説します。

 

【ピアノ】モーツァルトのトリルの攻略法

という記事では、

バロック~古典派までのたいていの装飾音では

書き譜にしておくことが原則で、

そうすることで失敗のリスクも回避できると

解説しました。

 

では、

アゴーギクが比較的大きく表現されている中で出てくる場合は

どうすればいいのでしょうか。

今回は「長く続くトリル」の場合を例にします。

 

失敗しないためにできることは

いたって単純。

トリルの終わりにきちんと意識を向けてください。

 

思い返してみてほしいのですが、

トリルで失敗するときって

たいてい、

その終わりで音が入りすぎて

つじつまが合わなくなってしまったりといったように

タイミングをつかめないのが原因ではないでしょうか。

 

そのようにして、

収束がギクシャクしてしまったり

焦って急に大きくなってしまったりと

何かしらの問題へつながってしまう。

 

トリルというのは

細かな動きを伴った

一種の反動を伴うテクニックです。

止めようと思ったときに

ムリヤリにバッと止めることができなくはありませんが、

何の事前意識もなしに

スムーズに美しく止めることは

なかなかできません。

 

だからこそ、

テンポをゆるめるわけではなくても

少し前から終わりを意識しておくことが

失敗しないためには欠かせない、

ということなのです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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